【景表法】新年度、塾、予備校のチラシでも、景表法は要注意/実弾、麻薬が民泊に持ち込まれたら?

 

ドミニカ出身のプロ野球選手

千葉ロッテのナバーロ選手が、

 

ピストルの実弾1発を

不法所持していたとして、

逮捕されましたが、

 

このニュースで、急に暗雲が

立ち込めているのが、

「民泊」です。

 

民泊とは、

自分の空き部屋を旅行客に貸そう

というのシェアハウスで、

大田区などが積極的に解禁に動いていますが、

 

もし、宿泊者が、

今回のナバーロ選手のように、

 

自分の国は合法なので、

お土産感覚で持て来た

実弾を部屋に置き忘れていった、

 

 

あるいは、

マリファナを吸って、

残りはゴミ箱に捨てた

(持って帰れ―)

 

あるいは、

密売、レイプ、殺人などがあったら…

 

 

これらの事件があれば、

当然、オーナーも捜査されます。

 

 

ネガティブに考えないのが、

おもてなしの日本人気質ですが、

 

日本の法律は、かなり異質なので、

それを知らない外国人の方への

 

事前周知を徹底して、

合意をとりつけないと

部屋を提供するのは難しい、

 

という意見が出始めています。

 

 

そもそも、周知徹底の言語は、

英語だけでいいのか?

という話もあります。

 

どうなるのやら…

 

 

 

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4月からの新学期を前に、

塾、予備校のチラシでは、

 

「今なら入会金2万円が無料!」

 

「春入会限定で、0円キャンペーン!」

 

の文字が踊っていますが、

 

景表法的に、

注意しなければならない点が

2つあります。

 

 

1つ目は、

先日の弁護士事務所アディーレの

景表法違反のように、

 

「今だけ」といいながら、

 

5年近くも同じ内容を掲載していた

という有利誤認の問題。

 

http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20151022_1.html

 

 

2つ目は、

二重価格の問題です。

http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/nijukikaku.html

 

通販でもおなじみですが、

 

「定価5000円⇒今なら1980円」とか、

 

の広告では、

 

そもそも、5000円で売ったことがない場合、

二重価格の有利誤認に問われます。

 

 

この2つ、実は、

明確な数値基準があります。

 

 

ご存じない広告担当、代理店の方は、

4月からの改正景表法では

課徴金もかかりますので、

一度ご相談ください。

 

rctjapan81@gmail.com