【ビジネス】ミュージカル「キンキーブーツ」が教えてくれた4つのビジネスヒント

休日なので、お気楽ネタをひとつ。

 

昨日、事務所の入っている

渋谷ヒカリエの劇場で上演している

 

「キンキーブーツ」(変態ブーツ!)

 

というミュージカルを見に行きました。

 

 

あまり期待していなかったのですが、

このミュージカルは、

 

4つのビジネスヒントをくれました。

 

(どうも、ビジネス視点で見てしまう!)

 

 

1つは、時代のトレンド

 

2つ目は、ニッチマーケッティング

 

3つ目は、イノベーション

 

4つ目は、プレゼン、PR方法

 

です。

 

 

 

ミュージカルの舞台は、

イギリスの田舎町。

 

 

倒産寸前の紳士靴工場が、

起死回生のために、

 

女装する男性=ドラッグクィーン

 

のために、やたら派手で、丈夫なブーツ

 

「キンキーブーツ」

 

を作って、大成功!

 

というストーリーです。

 

(音楽は、80年代にヒットした

シンディー・ローパーが書下し)

 

 

 

さらに、来月は、

「プリシラ」という映画が原作になった

 

こちらもドラッグクィーンが主人公の

ミュージカルが公開されます。

 

 

 

1つ目のヒントは、

時代のトレンドです。

 

 

なんで、

こんなにドラッグクィーンの

演劇が公開されるのか?

 

ということです。

 

 

一言でいえば、

 

客が入ると興行主が予測している

からです。

 

 

ドラッグクィーンとは、

 

オネエ系の着飾った

ショーダンサーの男性です。

 

 

「キンキー・ブーツ」、「プリシラ」

に共通するキーワードは、

 

LGBTです。

 

 

LGBTは、

 

L=レズビアン、

G=ゲイ、

B=バイセクシャル、

T=トランスジェンダー

 

のことですが、

 

 

渋谷区、世田谷区、宝塚市などが、

LGBTの「結婚相当証明書」を

発行したとのニュースもあり、

 

ご存知の方も多いのでは?

 

 

LGBTをサポートしようというのが、

今や時代のキーワードです。

 

 

最近では、LGBTへ配慮して、

就職のエントリーシート(ES)に、

 

「性別を書かせない」という企業が、

高い評価を受けていたりします。

 

http://news.biglobe.ne.jp/economy/1027/prt_161027_0061827723.html

 

 

 

マツコ・デラックス

ミッツ・マングローブ、

IKKO、

IVAN(アイヴァン)など

 

人気モノがTVで活躍している

ことからもわかります。

 

LGBTに一般の人の拒否反応が

少なくなってきているわけです。

 

 

 

2つ目のヒントは、

ニッチマーケッティングです。

 

 

時代のトレンドで、

 

今まで、「日陰」の存在だった

LGBTが強く自己主張し始めたわけです。

 

 

彼ら?彼女ら?

 

(この言葉に代わる新語もいりますね)

 

が困っていること、欲しい物を

調査して、提供できれば、

商売になる可能性があります。

 

 

LGBT x 〇〇〇

 

 

という商品やサービスは、

時代のトレンドにあり、

成功する可能性が高いと言えます。

 

 

「キンキーブーツ」では、

靴工場の2代目チャーリーが、

ショーダンサーのローラに、

 

靴への不満をあれこれ

聞き出しています。

 

 

 

3番目は、ドラッカー言うところの

イノベーションです。

 

顧客の満足度を高める行為です。

 

そのためには、

 

自社の能力と目標とのかい離を

克服するための技術革新が必要です。

 

 

「キンキーブーツ」では、

ローラからの意見聴取から、

 

ドラッグクィーンの靴への

3つの不満を見つけました。

 

1)男の足には、

 ハイヒールのサイズが小さい。

 

2)男性の体重を支え、

 激しい踊りに耐えるピンヒールが必要。

 

3)ショーに使える派手で、

 素敵なデザインのブーツがない。

 

 

1)は、大きいサイズを作り、

 

2)は、ピンヒールを鋼鉄で作る

 

ことで解決できますが、

 

3)は、古臭い紳士靴の工場では、

いいデザイナーがいません。

 

 

そこで、社長のチャーリーは、

ドラッグクィーンのローラを

デザイナーとして採用しました。

 

ユーザー自らが、プロデュースし、

3)の問題をクリアしました。

 

 

 

そして、4つ目は、プレゼン方法

 

キンキーブーツでは、

ミラノで開催される靴の見本市

での展示を決めました。

 

 

毎年2月、9月にミラノで開催される

 

MICAM(ミカム)という

靴のファッションショーのことかと思います。

 

 

今までの体裁を気にしてしまい、

ショーモデルを本物の女性モデルに

しようとしたら、お金がかかるし、

 

そもそも男性用だとサイズが合わないし、

どうしたもんやら?

 

と困ってしまい、

 

じゃ、いっそのこと、

 

ローラとそのショー仲間

(エンジェルという)が

モデルすればいいじゃない?

 

ということで、

 

前代未聞のドラッグクィーンによる

ランウェイが実現!

 

それが大うけして大成功!

 

 

となります。

 

 

いい商品があっても、展示方法、

発表方法、広告方法がいまいちだと、

売れないわけです。

 

 

多くの企業は、1~3番目までは、

そこそこうまくできるのですが、

 

 

4番目がいけてないから、

売れないことが多いようです。

 

 

 

私は、

 

LGBT用の健康食品、化粧品、医療機器

 

とかが、面白いなと思っています。

 

 

 

たとえば、ゲイ用商品なら、

 

バストアップできる商品

 

ひげを薄くする商品

 

サイズの大きくて、丈夫な

アクセサリーや美容グッズ

 

などなど。

 

 

ミュージカル「キンキー・ブーツ」でも、

 

「ニッチ・マーケットに参入しないと

会社は生き残れない!」

 

とチャーリー社長が言っていましたが、

 

 

ヘルス&ビューティーのビジネスにおいて、

LGBT商材は、今後の注目市場です。

 

 

LGBT商品も、一応、薬事法が、

からむので、ご相談ください。

 

 

 

****

 

 

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