【本屋大賞】ピアノが聞きたくなる小説「羊と鋼の森」

GWいかがお過ごしでしょうか?

 

今日(4/30)は天気も良かったので、

家の近くの公園を通ると、

芝生でピクニックを楽しむグループがたくさん!

 

新緑がまぶしい、いい季節になってきました。

 

 

先日、今年の本屋大賞を受賞した

 

「羊と鋼(はがね)の森」(宮下奈都)

 

をダウンロードして読みました。

 

 

最初、このタイトルを見て、

 

ミステリー?

 

ファンタジー?

 

と思っていましたが、

いたってまともな青春小説でした。

 

 

繰り返しを多用するやさしい

文体がきれいで、小難しくないです。

 

 

最近の小説には珍しく、

殺人も、ドラッグも、SEXも、

変質者も出てこないので、

子供にも勧められる良書です。

 

私は中学生の時、

太宰治の「人間失格」を読まされ、

全く意味がわかりませんでしたw

 

 

タイトル「羊と鋼の森」の

 

羊は、ピアノの弦をたたくハンマーのフェルト素材。

 

鋼は、ピアノの弦。

 

ピアノの調律という「森」に入り込んだ青年が、

 

ピアノの上手い双子姉妹や

ピアニストを目指していたけれども

調律師になった先輩などから、

 

ピアノとか、調律師とは、

個人宅とコンサートホール調律の違い

などを学びつつ、

成長してゆくという話です。

 

言われてみれば、当たり前ですが、

 

調律師という仕事、

他人の家に上がり込み、

愛機のピアノを2-3時間も

いじりまわすわけですから、

 

調律のスキル以外に、人間性、信頼性が

ものすごく重要だいいうことが分かります。

 

 

この本を読むと、俄然、

ピアノのコンサートに行きたくなります。

 

 

余談ですが、

最近は、もっぱら、

本は、iBookか、Kindleから、

雑誌は、d-マガジンから、

iPad miniへダウンロードして読んでいます。

 

 

読めない漢字や英語があっても、

なぞれば、すぐに意味を検索できますので、

電子辞書いらず。

 

バックライトのおかげで、

暗いお店でも読書ができるし、

ピンチアウトで文字も大きくできるし、

ほんとに、五十男にはとても便利です。

 

 

売上が下がっているようですが、

がんばれ、アップル!