国民生活センターで、
消費者庁、内藤瑞絵さん(かわいい!)の
機能性表示食品の届出研修を受け、
消費者庁さんのご苦労ぶりが分かりました。
内藤さんは、かわいいので許しますが、
(おいおい、おやじ!)
審査結果をともかく早く返してください
とお願いしました。
消費者庁さんも男性の職員だと、
火だるまになりそうだと予想して、
内藤さんという刺客を送ってきたのか…?
研修の中で、内藤さんは、
機能性表示食品の届出において、
前々から疑問に思っていたことに
言及していました。
それは、
会社の吸収合併(M&A)です。
例えば、
A社が、機能性表示食品を
届出して受理されている。
B社が、A社のその商品に魅力を感じ、
A社を買収した。
A社の社名が、
B社または、新社名 C社になる場合。
どうしたら、いいと思いますか?
内藤さんによると、正解は、
1、A社の届出を撤回して、
2、B社、C社で新たに届出をする。
となります。
現在、不備指摘の返答までに、
提出から3か月以上かかり、
新たな審査官によっては、
今まで指摘を受けていなかった
新たな不備指摘をする可能性もあり、
A社の商品が、社名変更だけで、
B社、C社の商品として受理されるかどうかは、
全く分かりません。
一例で言うと、
Aナンバー(2015年度受理)では、
「●●ダイエット」という商品名は、
受理されていましたが、
Bナンバー(2016年度受理)では、
不備指摘を受け、ほぼ全滅です。
しかし、
マーケティング的には、
「ダイエット」
という文字は魅力的です。
ですので、
上記の「撤回→再届け」では、
旨味がありません。
では、どうすればいいのか?
考えられるのは、
A社の社名は変えないで、
子会社として、A社を
そのまま残すのが良さそうです。
大きい会社の経営者の方は、
こんな些細な届出のことなど、
な~んにも考えずに、
A社+B社→C社
みたいにしてしまうと思いますが、
再届けが1年近く受理されなかったら、
それこそ、数億円以上の損失が起きます。
大企業になればなるほど、
社長は、届出事務は社員任せなので、
「そんな細かいことは知らんよ」
というかもしれませんが、
届出の責任者は、社長自身です。
ご注意あれ。
今回、消費者庁・内藤さんから仕入れた
ほっかほっかの届出の最新情報を
お伝えするセミナーを開催しますので、
下記、ご参加ください。
***
「機能性表示食品の医学臨床とSRセミナー
~消費者庁が求めるエビデンスとは?~」
●講座内容:2講座1セット
大学の博士でもあり、機能性表示食品の届出では
すでに、数十件のSRが採用されている
SR作成のスペシャリストをお招きし、
消費者庁が求める科学的根拠とあんる
医学臨床と具体的なSRの作り方を学びます。
2/12(日)13:30-18:30(5時間):
セミナー:医学臨床と医学統計入門
ハンズオン:届出済みSRを読む
2/26(日)13:30-18:30(5時間):
セミナー:システマチックレビュー実施手順
ハンズオン:SRで多い不備指摘
●会場:BUREX ビュレックス京橋
東京都中央区京橋 2-7-14
●参加費:
2講座のセット料金。1回のみ参加でも同じ料金です。
リアル講座=通常12万円(税別、WEB配信もあり)
WEB講座=通常6万円(税別、1週間遅れで配信)
●お申込み: toiawase@89ji.com
TEL:03-6228-6894(事務局:DCアーキテクト)
コメントをお書きください