【景表法/医療機器】ユリ・ゲラーの指輪の効果は?/月経カップが医療機器になるメリット

以前購入した 

ユリ・ゲラーがパワーを送信して

くれているらしい指輪に、

 

おまけでついていた

5億円の宝くじ、連番5枚

 

 

その結果は…

 

 

残念ながら、

 

5等の300円にもなりませんでした…

 

 

でも、間髪入れず、水晶院さんから、

 

ユリ・ゲラーの時計の案内が来ました!

 

CIAが認めたユリ・ゲラー様が、

パワーを送信してくれる時計だそうです。

 

 

その名も、

 

「ユリ・ゲラー超能力ウォッチ」

 

http://www.lucky-shop.jp/products/detail.php?product_id=512&grid=top_ban_big

 

妖怪ウォッチみたい。

 

 

税込 17,777円!

縁起が良さそうな金額。

 

 

しかも、

西銀座チャンスセンターの

スクラッチくじ、3枚つき。

 

200円x3枚=600円ですから、

景品20%以内で、景表法OK!

 

 

しかも、

4/30までの商品の購入者

100名に抽選で、

 

ドリームジャンボ宝くじが

10枚もプレゼントされるそうです。

 

7億円が当たるかもしれないのです!

 

 

もうわけが分かりません。

 

おそるべし、ユリ・ゲラー商法w

 

 

*****

 

 

さて、京都大学の研究によると、

ギャンブル依存症の患者は、

 

さほどノルマが高くない条件下でも、

ハイリスク・ハイリターンを選ぶ傾向が強く、

 

MRIで解析すると

脳の機能が低下している

ことが分かったそうです。

 

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2017/170404_1.html

 

 

少なくとも、これで、私が、

ユリ・ゲラー時計買ったら、

明らかに、ギャンブル脳ですね…

 

 

******

 

 

さて、最近、

 

医療機器業界で話題の商品があります。

 

 

それは、

 

「月経カップ」です。

 

http://www.sckooncup.jp/

 

 

女性の膣の中に入れて、

生理の血を溜めるシリコン製のカップです。

 

 

この商品、海外では、かなり売れていて、

噂になっていた商品です。

 

 

この月経カップ、

 

昨年5月、晴れて医療機器になりました。

 

 

では、

 

医療機器になったら何がいいのか?

 

 

まず、

 

1、海外から正式に輸入できる

 

海外からの大量仕入れの場合、

医療機器もどきのものは、

通関で止められることがあります。

 

 

よくあるトラブルは、

電気マッサージ器の輸入。

 

中国製の安い電気マッサージ器を

輸入しようとしたら、

 

 

通関で、

 

「これ医療機器ですから、輸入できません」

 

と言われてしまいます。

 

 

輸入の場合は、日本側に医療機器の

免許を持った会社がないとダメなんです。

 

 

みなさん、ヤマダ電機や、ドンキで

普通に売ってるから、

気軽に買ってしまうのですが、

 

電気マッサージ器は、

れっきとした医療機器です。

 

 

医薬品と、同じと考えると

いいかもしれません。

 

医薬品だと、大量に仕入れすると、

素人でも「なんかまずそうだな」と思いますが、

機械だとその感覚が薄れてしまいます。

 

 

 

余談ですが、

 

コンドームも医療機器ですから、

大量輸入はできませんので。

 

 

 

次のメリットは、

 

2、明確な使用方法をうたえる

 

 

先の月経カップなら

 

「膣内に挿入し径血を収集する」

 

と使用方法が明確にうたえます。

 

 

医療機器になっていない月経カップでは、

 

そもそも、「月経カップ」とは言えない。

 

「膣内挿入」は言えない。

 

言うとなると、

風俗商品になってしまいます。

 

 

ですので、せいぜい、

 

「多い女の子のためのマンスリーカップ」

 

ぐらいしか広告で言えません。

 

まあ、意味は分かりますよね。

 

 

 

しかし、

医療機器にする最大のメリットは、

 

 

3、医療機器と言えることです。

 

 

「一般医療機器 届出番号 XXXXX00001」

 

などと書くことができますので、

 

ちゃんとしている感じがします。

 

 

医療機器になっただけで、

 

価格を、2~10倍ぐらに

設定しても売れます。

 

 

 

一例ですが、

 

100円ショップの「ピンセット」と

 

医者が手術で使う医療機器「ピンセット」

 

 

「ものを挟む」

 

という機能は同じですが、

 

高い医療機器ピンセットは、

2万円以上します。

 

http://store.shopping.yahoo.co.jp/brck/16411170.html?sc_e=slga_pla

 

 

当然、品質も違うと思いますが、

 

外科手術用ピンセットと言われると、

「ドクターX」になった気分です。

 

 

最近は、こういった、

健康美容器具や雑品を

医療機器にしてほしい

 

という問い合わせが多く、

腕のいい行政書士と組んで、

 

絶賛、

医療機器申請をしていますので、

どうぞ、お問い合わせください。

 

●お問合せ:rctjapan@gmail.com