ついに、1000件大台超えた
機能性表示食品の届出!
おめでとうございます!
(誰へ?)
消費者庁さん、
プレミアムフライデーとか
言わないで、
どんどん審査を
よろしくお願いします!
とはいえ、
関与成分も機能性表示も、
やや同じものの使いまわしで、
マンネリ感が否めません。
そんな中、
新しい関与成分での届出があり、
要注目です。
機能性は「記憶力の維持」です。
記憶系の関与成分は、
イチョウ葉:39件
DHA:23件
計62件の届出があります。
ちなみに、このうち、
10件以上、弊社が関わっています。
新たに登場したのが、
「大豆由来セリルチロシン」
という機能性関与成分です。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41605270030104
届出者の不二製油さんの資料によると
その作用機序は、
「大豆由来セリルチロシンについては、
大脳皮質や海馬において効率的に
ノルアドレナリンの代謝を亢進する。」
となっており、
イチョウ葉、DHAのような
「脳血流の促進」とは、
別の作用機序のようです。
様式5の資料を見ると、
ご苦労の様子が感じられます。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc06/youshiki5?yousiki5216File=C80%255CC80_youshiki5.pdf
どうして、分かるのか?
それは、多くの不備指摘を
受けてきたからです(涙)
特に、記憶系の届出に関しては、
自慢じゃありませんが、
相当、打たれてきましたから…
そんな届出時の不備指摘の
最新事例をまとめました。
無料でプレゼントしておりますので、
お申し込みください。
https://a07.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=787&g=2&f=3
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以下、
不二製油さん届出の追加情報です。
届出ご担当者向けのマニアックな
お話なので、
一般の方は、スルーしてください。
以前は、
「すべての記憶力に機能性があるか、
健康の維持・増進の範囲を越えていないか
ご確認ください。」
とか、
「当該製品が想定する主な対象者について、
「健康な成人男女」とする根拠があるか、
採用論文の被験者の年齢層を特に確認してください。」
とか、
何が言いたいのかよく分からない
不備指摘がきていましたが、
ここ最近は、明確に、
「幅広い年齢層に対する有効性の記述はNG」
といわれます。
つまり、
「若年層の記憶力の維持」はNGで、
「加齢にともなう中高年の
記憶力を維持する」ならOK、
対象者を
「健康な中高年」
にせよと言うことです。
不二製油さんのSRを見ても、
採用論文に、若年層(20-22歳)
(なぜか右利き男子のみ)
の臨床が入っていますが、
V-4では、年齢のことに
一言も触れていないので、
かなりその辺を言われたのか、
意識されたのかなと。
とりあえず、
不二製油の届出担当者さま
ご苦労様でした。
そして、
おめでとうございます!