RCTジャパンの持田です。
記録な長雨で、夏がどこかに
行ってしまった東京の8月。
そんな中で、
熱く攻め攻めなのが、
牛丼の吉野家さん。
機能性表示食品で攻めてます。
すでに、
「サラ牛」こと、
サラシア入り牛丼の具(B269)
の機能性表示食品化に成功。
店頭でも、食べられますが、
その功労者の辻智子さんが
その開発秘話を語っています。
https://www.yoshinoya.com/health/interview/
辻さんは、京大農学部卒、
味の素、ファンケル、日本水産、
そして、吉野家と渡り歩いた
優秀な科学者です。
この辻さんの指導の下、
吉野家が、機能性表示食品で
がんがん届出をしています。
今回受理されたのは、
ペプ牛(C110)
と
GABA牛(C119)
もう、
冗談かと思ってしまいますw
サラ牛は、
食後血糖値の上昇抑制
ペプ牛は、
グロビン由来
バリン-バリン-チロシン-プロリン
(グロビンペプチド)で、
中性脂肪の上昇抑制
GABA牛は、
おなじみのGABAで、
高血圧の抑制
たぶん、
MGファーマさん
(ロート製薬子会社)が、
脂肪注意報(B440)→グロビンペプチド
(ネーミングがすごい!)
糖質注意報(B460)→サラシア
GABA予報(B526)→GABA
というまったく同じ
ラインナップで届出が
受理されているので、
吉野家さんとMGファーマさんは、
コラボしているのかなと・・・
ペプ牛の様式5を見ると、
やはり、
MGファーマさんが
SRをしていました。
このグロビンペプチドは、
ちょっと面白そうな原料で、
下記のようなエピソードが
MGファーマさんのWEBに
書かれています。
https://www.mgpharma.co.jp/products/globin_peptide.html
===
きっかけは「豚がやせた!?」
当時、豚を効率よく太らせるために
飼料添加物として蛋白加水分解物を
開発していました。
豚に開発した飼料を与えたところ、
豚は太るどころか逆にやせてしまう
ことが分かりました。
===
つまり、
豚さんのダイエットに
成功した機能性原料が、
グロビンペプチド
というわけです。
今後、店頭でも、
サラ牛に続き、
ペプ牛とか、
GABA牛とか、
登場してくるのでしょうか?
どれ食べます?
悩みますね。
いっそのこと、
3機能をまとめた
サ・ペ・ギャ牛
なんて、いかがですか?