【食品表示】今日から原料原産地表示義務化、機能性表示食品は?

今日から9月、セプテンバー!

 

 

新しいルールがスタートします。

 

 

健康食品、食品関連の方で、

注意が必要なのは、

 

全加工食品対象の

 

「原料の原産地表示」

 

の義務化スタートです。

 

 

加工食品の原材料の原産地表示は、

干物など20数品目で義務づけ

られていましたが、

 

 

新たな食品表示基準では、

 

・国内で製造された

 

・全ての加工食品は、

 

・重量割合1位の原材料の

 

・原産地表示が義務化

 

されます。

 

 

牛丼の場合(好きです)

 

牛丼の具は、牛肉が

最も重量を占めるため、

 

「牛肉(国産)」など

と表示されますが、

 

 

気候や相場変動などで

原料の調達地や重量の順位が

変わる可能性がある場合、

 

「牛肉(国産または米国産)」としたり、

 

 

産地が3カ国以上の場合は

 

「輸入」でもOKです。

 

 

つまり、

 

「牛肉(国産または輸入)」

 

で良いことになります。

 

 

「国産または輸入」って、

 

もはや「全世界」?(なぞ)

 

 

もっと厄介なのは、

 

加工食品自体を原材料として

使う場合は、

 

加工した国を表示できます。

 

 

例えば、

 

アメリカから輸入した牛肉を

神戸の工場で下味をつけてから、

 

別の工場で「牛丼」にした場合、

 

 

「牛肉(国内製造)」

 

 

さらに、

 

「牛肉(神戸製造)」

 

と表示できます。

 

 

これ見たら、普通、

 

「神戸ビーフやん!」

 

って思いますよね。

 

 

もはや、意味不明。

 

 

う~ん

 

 

新ルールは、

4年以上の移行期間を経て

2022(平成34)年4月に

完全施行されます。

 

 

関係ないやと思っている

健食メーカーのあなた!

 

 

機能性表示食品は、

ひっかかるんですね~

 

 

つまり、

今日、9/1以降に提出する

 

届出の「表示見本」は、

 

 

原則、

この原料の原産地表示に

対応しておかないと、

 

不備指摘を受けるかもしれません。

 

 

消費者庁に電話取材をしたところ、

 

「一応、2022年3月までは、

しなくてもOKだが、

できるだけ対応して欲しい」

 

とのことでした。

 

 

不備指摘で、突っ返されて、

これから再提出する場合、

 

原産地表示に対応した方が、

心象いいかもしれません。

 

 

サプリの場合、

賦形剤が一番重量が重いので、

 

「食用油脂(輸入)」

 

「セルロース(国内製造)」

 

とかにするんでしょうかね。

 

 

ご相談ください。

 

rctjapan81@gmail.com