【機能性表示食品】ふわっとした落とし所の大切さ/新ポストドクターの登場で、厳しくなる届出審査

夕べは、機能性表示食品の

届出者養成講座の後、

渋谷でお花見をしました。

 

 

あまり知られていないのですが、

「桜ヶ丘」という場所が、

セルリアンタワー東急ホテルの

裏側にあり、100メートルほどの

こじんまりとした桜並木があります。

 

中目黒や、上野公園のような

大変な騒ぎになっていないし、

界隈のお店もすぐに入れるので、

穴場です。

 

 

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さて、

最近、歳のせいなのか、

仕事が忙しいせいなのか、

カッとなりやすい気がします。

 

 

カッとならないサプリとか

ないでしょうか?

 

「カッとカット」とか

 

 

システマテシック・レビューの

内容が間違っていませんか?

 

 

薬事のチェック、

間違いではありませんか?

 

 

メルマガで、不愉快な表現があった!

 

 

といった、

ちょっとした指摘のメールに、

 

つい、カッとしてしまいます。

 

 

すぐに、反論のメールを

送り返したくなりますが、

 

 

ここは、忍耐!

 

落ち着け、落ち着け

 

 

もめないにしても、

人間関係にしこりができて

しまってはいけませんから。

 

 

反論メールを書いても、

すぐに送らず、送信トレイに残し、

 

送るのは、翌日以降にしています。

 

 

一晩寝て、冷静にそのメールを見ると、

 

 

よくよく考えると、

私の方が、間違ってたよね~

 

もっと、いい改善提案できるかも!

 

指摘してけれて、ありがとう!

 

 

と思うケースが、過去の経験から、

ほぼ90%(多い!)だからです。

 

 

どうしても、納得いかないことは、

電話をして、意見交換をします。

 

 

会話だと、そんな攻撃的な言葉は

使えないので、なんとなく、

ふわっとした落とし所が見出せます。

 

この「ふわっとした」落とし所って

すごく大切だと思うんですよね。

 

 

LINEとか、Twitterとかは、

意見交換には便利ですが、

思いのまま反論してしまうと、

 

すぐに、激論、炎上になるケースも

多いように見えます。

 

 

 

夫婦喧嘩で、カッときたら、

 

「怒りの言葉」を一度飲み込んで、

「ありがとう」と3回唱えなさい

 

と、先輩たちから言われましたが、

 

メールでも、Twitterでも

同じだと思います。

 

 

トランプさんと北の金さんの

対談も会ってみたら、

 

意外と、気が合って、

いい落とし所が

見つけられるんじゃなかろうかと

期待しています。

 

 

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この3月(1月提出分)の

機能性表示食品の受理件数が、

半分くらいに減っています。

 

 

その理由は、審査が異常に

厳しくなっているからです。

 

 

不備指摘の内容も、

 

記憶系のイチョウ葉やDHAなら、

 

「すべての記憶力に有効かどうか、

科学的根拠にもとづき、表示してください。」

 

 

という感じの「ふわっとした」指摘が、

 

 

「V-11で有意差なしとなっている

ABCDという評価項目が、

V-4では有意差ありと記載されているので、

適切に修正してください。」

 

となり、内容を読み込んだ

具体的な指摘が来ます。

 

 

こうした審査にあたる担当者は、

仕事のないポスト・ドクターが

2年の契約社員として雇われています。

 

 

自分が担当の間は、

針の穴ほどの間違いも通さない

完璧さを発揮しようとします。

 

 

ミスを見逃し、

消費者団体から指摘されたら、

契約が更新されないかもしれない

からです。

 

その新任のポストドクターくんは、

10月くらいから雇用開始され、

1月くらいから実働を開始しているので、

1月以降の書類審査が厳しくなり、

軒並み「落ち」ていると予想されます。

 

 

 

規制緩和をしようとできた

機能性表示食品も、

 

無駄に細かいポスドクくんの登場で、

どんどん難しい制度になってきています。

 

 

でも、カッとならず、

 

「不備指摘、ありがとう」

 

「書類の精度を上げてくれて、

ありがとう」

 

と思うようにしませんか?

 

 

審査をしていたポスドクさん、

消費者庁との契約が切れたら、

弊社でお仕事お願いしますので、

よろしくお願いします!