みなさんは、
「ダヴィンチ」ってご存知ですか?
モナリザで有名な画家の
レオナルド・ダ・ヴィンチではなく、
手術用ロボットの「ダヴィンチ」です。
その「ダヴィンチ」が、
嵐の二宮くん主演の病院系TVドラマ
「ブラックペアン」に登場!
5/20の放送で、ご覧になった方も
多かったのではないかと思います。
手術用ロボットといっても、
ボタンを押すと、機械が勝手に
がちゃこん、がちゃこん
手術するわけではなく、
メスや鉗子が付いたロボットアームを
一人の医師が、3D内視鏡の
モニター映像を見ながら操作する
手術補助装置という感じです。
http://j-robo.or.jp/da-vinci/index.html
ドラマでは、
心臓病の少女を救うため、
小泉孝太郎扮する医師が、
ダヴィンチ(ドラマの中では、ダーウィン)
を借りてきて、ライバル医師に手術を依頼。
でも、トラブル発生!
機械がうまく動かなくなった!
そこに、失敗しない天才外科医の
二宮和成くんが、さっそうと登場し、
その難局を乗り切る!
という話。
ちょっとありえん展開で、
ダヴィンチくん的には、残念な設定なのですが、
ダヴィンチは、確実に時代を変えそうです。
ドラマに登場した「ダヴィンチ」を
TBSに貸し出し、技術指導したのが、
ニューハート・ワタナベ国際病院の
渡辺院長と
ロボット外科部長の石川先生です。
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/robot/1.html
先日、その石川先生のお話を
聞く機会があり、
ドラマの裏話も聞けました!
ダヴィンチは、
現在、世界に、4500台、
そのうち、300台ほどが
日本に導入されています。
ダヴィンチによる外科手術は、
日本では、1万数千件ほど行われていますが、
保険の関係で、90%以上が、
前立腺がんを中心とした泌尿器の手術で、
ダヴィンチの心臓手術では、
ワタナベ国際病院が、
世界的にもトップクラス。
通常の心臓手術は、
「正中切開」といって胸の真ん中を
長く切ってアバラ骨を開いて、
手術をするのですが、
ダヴィンチなら、
胸の横の方に、指くらいの穴を
4個あければ、OK。
細かい手術もできます。
ドラマの中で、
お米に文字を書くシーンがありましたが、
あれも、ダヴィンチだから可能なのです。
傷口が少ないので、
退院までの日数が、激的に短縮。
術後感染症のリスクも減ります。
気になる
機械のお値段は、なんと3億円!
あー、欲しい!使ってみたい!
心臓弁膜症のダヴィンチ手術費用は、
今までは、
自由診療だったので、350万円も
かかっていたそうですが、
この4/1から保険適用になり、
高額療養費制度を使えば、
患者負担額は、20万円程度で済む
ようになったそうです。
素晴らしい!
そのため、
ニューハート・ワタナベ国際病院に、
予約が殺到!
6月まで予約はいっぱいだそうです。
https://newheart.jp/
ドラマ「ブラックペアン」
次回は、このダヴィンチくんに、
国産の強敵登場!?
なんだか、ガンダム
みたいな展開で楽しみです。
私的には、金と接待で医者に迫る
治験コーディネーターの
カトパンこと加藤綾子が、
大丈夫ですか?
というくらい激ヤセしていて
ちょっと心配です。
お医者さんに診てもらった方が
いいような・・・