【景表法】キリンシティへ措置命令~医師が注意すべき、景表法と医療広告

今晩から、サッカーW杯ですね!

 

ビールを飲みながら、試合観戦する方も

多いと思いますが、

 

 

そんなビアレストランの老舗

「キリンシティ」に対し、

景表法の措置命令が出ました。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/180613/afr1806130020-n1.html

 

黒ビールカレーに、

黒ビールが使われていなかった!

 

というちょっと、笑える?違反。

 

(メロンパンには、メロンは入ってないぞ?)

 

 

今日(6/14)の日経で謝罪広告を出していた

「塚田農場」の措置命令といい

 

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1805/22/news129.html

 

最近は、居酒屋のメニューまで、

景表法の措置命令が出るようになりました。

 

 

堅苦しい世の中ですね。

 

 

この景表法、

クリニック、病院も例外ではありません。

 

2014年に、

医療法人のバイオファミリーに対して、

措置命令が出ました。

 

https://www.koutori-kyokai.or.jp/caa/items.cgi?id=1404718802

 

これは、「バイオプレート」という

マウスピースを用いた

「バイオプレート治療」を受けると、

 

あご関節症、睡眠時無呼吸症候群、

腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛等の

症状が改善すると表示していたが、

 

その合理的根拠になりうる資料は

提出されなかった、という話です。

 

 

どんなマウスピースなのか、分かりませんが、

お医者さんの医療行為なのに、景表法違反!

 

 

 

景表法に加え、

この6月から、お医者さんを悩ませる

また新たな法規制がスタートしました。

 

 

医療広告の規制強化です。

 

 

今までは、「医院の本店サイト」は広告ではなく、

「医療情報の提供の場」として、

お目こぼしにあっていたのですが、

 

ここが、広告扱いとなり、規制に違反していると

 

 

修正指示および罰金、

 

悪質な場合は、

業務停止、医院の閉鎖命令があります。

 

 

罰則は、広告代理店、メディア、

アフィリエーターにも科せられます。

 

 

改正医療法では、

 

・虚偽広告、誇大広告、比較優良広告の禁止

 

・詳細な説明のないビフォーアフター写真の禁止

 

・患者の主観に基づく体験談などの禁止

 

されました。

 

 

例えば、クリニックが

 

「遺伝子治療で、がん完治(60歳、男性)」

 

とホームページでうたっていた場合、

 

これは、事実なので、

景表法的にOKだとしても、

 

そもそも広告できない場合があります。

 

 

そんな、規制が強化された

「医療広告」のスペシャリストが、

その「対処法」を解説します。

 

 

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●セミナー名:

クリニックのホームページが危ない!

医療広告セミナー

 

~2018年6月から規制が強化された

 医療広告の概要と対処法~

 

 

今月から医療広告規制が強化され

施行開始されました。

 

今まで、非広告扱いだった

クリニックの「本店サイト」も

広告扱いとなり、規制を受け、

違反すると罰則が科せられます。

 

 

この新規制にクリニック経営者である医師、

クリニックのHPを作る広告代理店は、

どう対処すべきでしょうか?

 

 

弁護士、医療広告の専門家が、

その概要と対処法を解説します。

 

 

 

日時:2018年7月1日(日) 13:30~16:30

 

会場:渋谷ヒカリエ 8F MOV会議室

 

内容:

1.医療広告規制の概要と対処法: 

  齋藤健一郎(弁護士)

 

2.医療広告の違反事例とその対処法

 

 

3.クリニックHPへの超・集客法:

  持田騎一郎(薬事コンサルタント)

 

 

お申し込みは、こちら

 

https://www.rctjapan.org/seminar/