さて、水泳の日本代表の古賀選手が、
今年3月に受けたドーピング検査でひかっかり、
4年間の公式戦への出場停止処分となりました。
それに対し、古賀選手は、不服申し立てを
CAS(スポーツ仲裁裁判所)にするそうです。
以下、ベースボールマガジン社のサイトによると
https://www.bbm-japan.com/_ct/17170687
古賀淳也さんのドーピング検査の結果、
A検体、B検体とも、
LGD-4033及びSARMS-22が検出されたそうです。
LGD-4033は、ANABOLIC AGENTSという
カテゴリーに属していて、
たんぱく質同化剤=筋肉増強剤として、
WADAで禁止成分となっています。
https://www.wada-ama.org/en/content/what-is-prohibited/prohibited-at-all-times/anabolic-agents
あ、勘違いしないでくださいね。
WADAの禁止成分は、麻薬ではないので、
アスリート以外の人が摂取しても、
違法ではありません。
この辺をごちゃにしている人がいて、
古賀選手=違法薬物に手を染めた人
みたいに書いているサイトもありますが、
それは、間違いです。
さて、古賀選手は、
「5年ほど前から十分に確認した上で
自分に合ったサプリメントを5種類ほど
使用してきた。
今年に入り、知人を通して紹介された
専門家から指導を受けていた。
その中で、サプリメントの摂取プログラムを
提供され、自らも確認した上で推薦された
サプリメントをインターネットで購入。
この際にも米国アンチドーピング機構の
公式サイトにある禁止物質を含む
サプリメントのデータベースをはじめ
複数の情報源を元に確認し、
2月から3月第2週くらいまで摂取していたが、
下痢の症状などが発症するなど
体調が悪くなったため、服用をやめている。」
と発表しています。
この「知人から紹介されたサプリメント
の専門家」ってのが、曲者ですね。
私なら、ネットで買った製品を
必ず、アンチドーピング検査に
出すことを薦めます。
たとえ、コンタミ(予期せぬ混入)
であったとしても、
万一、禁止薬物が出てしまったら、
選手生命終わり
→追放
→収入源なくなる
という「いばらの道」が待っていますから。
弊社で代行している
米国BSCG社のアンチドーピング検査は、
企業向けは、初回100万円ですが、
選手向けのドーピング検査は、
利益度外視して、
特別価格の35万円で提供しています。
どうぞ、選手のみなさん、
あるいは、選手にサプリを提案する
アドバイザーの方も、ご相談ください。
https://www.rctjapan.org/anti-doping/