先日、「健康経営」ブームを作った張本人、
経産省の江崎禎英(よしひで)さんの
お話を聞く機会がありました。
最近、本も出版されています。
https://www.facebook.com/esaki.voice/
テーマは、
人生100年時代の健康経営と女性の健康
いろいろな話をされたのですが、
ともかく面白かったです。
頭いい人って、こういう人を言うんだなと。
こういう人が、日本のトップ官僚で、
良かったーと思いましたし、
こういう人が働くためなら、
税金払ってもいいかなと思います。
詳しくは、
江崎さんの本を買って読んでください。
さて、そんな江崎さんのお話の中で、
一番、「へー」と思ったのは、
「うつ病」社員がいない職場の特徴は?
という質問でした。
分かりますか?
正解は、
「明らかに障害者の方が一人以上いる職場」
なんだそうです。
うつ病は、激しいストレスによって
生まれることは、よく知られています。
以前、NHKスペシャルで紹介されていましたが、
小魚を、天敵の大きい魚と
同じ水槽に入れておくと、
最初は、食べられてはいけないと、
小魚は、あたふたと逃げ回りますが、
1ヶ月もすると、
まったく、動かなくなるそうです。
ストレスホルモンが出続けたため、
「うつ病」になってしまったんだとか。
魚でさえ、うつ病になるんですから、
通勤ラッシュ、
ノルマ、パワハラ、セクハラ、
奥さんからの罵声?、
育児ストレスなどで、
サラリーマン、OLが
うつ病になるのも当然かなと。
以下は、私の勝手な予想、
障害者の方が、同じ職場にいると、
上司も、自分も、他の同僚も、
些細な、部下や、同僚のミスに
目くじらを立ている場合ではなく、
彼、彼女が、ちゃんと働けるかどうかを
周りの社員が、常に意識していないと
いけなくなります。
つまり、「守ってあげなきゃ」本能?
が炸裂するのかなと。
そうすると、極度なストレスの
ガス抜きになり、「うつ病」が発症
しないのかと。
赤ちゃんとか、犬や猫のような
小さい動物が職場にいると、
途端に、場が和むのも、同じ理由?
なので、
障害者の方を企業が雇用するのは、
効率重視のイケイケ企業では、
難しいといわれていますが、
実は、
障害者の方のためだけでなく、
企業自身のためにもなるのです。
消費者のための、消費者庁でさえ、
障害者雇用数をごまかしていたんですから、
困ったものです。
これって、景表法違反?にはならないか・・・
http://www.caa.go.jp/notice/statement/okamura/180829c/
行政から「健康経営」をしないとダメですね。
以上、まとめると、
ダイバーシティー(多様性)のある職場は、
「うつ病」社員が生まれずらいのかと思います。