いよいよ、明日です。
何が？
カナダで大麻が解禁されるのです。
嗜好用大麻も含めての全面解禁です。
https://forbesjapan.com/articles/detail/23434
米国では、多くの州で、医療用大麻が、
カリフォルニア州、コロラド州などの
一部の州で、嗜好用大麻が解禁されていますが、
G7先進国で、国を挙げて、全面解禁するのは、
カナダが初めてです。
（ウルグアイは、2014年に解禁していますが、
中南米は、そもそも、違法蔓延状態ですから）
これを受けて、CBD関連製品を日本に
輸入したいが、どうしたらいいか？
CBDとTHCの含有量をちゃんと調べたいが、
どうしたらいいか？
→日本では、THC測定は、弊社しかできません。
というお問い合わせが、毎日来ています。
https://www.rctjapan.org/anti-doping/
ご存じない方のために、ご説明すると、
鎮静効果のある大麻成分が、CBDで、
医療用大麻ということ、この成分を指します。
これは、日本でも、スポーツのWADAでも、
ある基準をクリアしていれば合法です。
ハイになる、いわゆる、
「キマル」大麻成分が、THCで、嗜好用大麻です。
これは、日本でも、WADAでも、禁止薬物です。
カナダ全面解禁を受けて、
コカコーラ、コロナビールなどが、
大麻入り製品の発売を表明しています。
CBD入りのコーラとかは、
オリンピックで、選手が飲んでもOK！
（すごいですよね！）
逆に、
THC入りのノンアルコールビールとか
が登場しそうです。
（アルコールによる、肝臓障害がない！）
カナダ解禁で、何が起きるか？
「うっかり密輸」です。
先日も、スペインに旅行していた娘から、
「スーパーで、パパの好きな
ヘンプ入りプロテインをお土産に買ったよー」
と写真が。
（いやいや、大麻好きなわけじゃないから）
見ると、思いっきり、葉っぱの写真が！
「やめてー！
絶対に、持って帰って来ちゃダメ！」
と返事をしました。
（成熟した茎と種以外の大麻は輸入禁止）
ヨーロッパは、普通のスーパーで、
大麻関連製品が、バンバン売られているようです。
ヨーロッパは、THCの量が一定以下なら、
食品として、大麻製品の販売がOKのようです。
そんなヘンプ・プロテインを
持って帰ってこられて、
通関で見つかったら、
「薬事コンサルの娘、大麻密輸」
なんて、ニュースになるところでした。
ふー、あぶない、あぶない。
案の定、成田空港は、
大麻犬が大量投入され、
荷物をクンクンしていたようです。
明日、カナダが解禁されると、
大麻関連製品が、どんどん登場しますので、
面白半分で買って、
日本に着いてから没収、逮捕？
なんてことになりそうです。
お気をつけください。