今週(4/8-10)は、がんに関する
ビッグニュースがてんこ盛りでした。
ささっと、ご紹介します。
詳しくは、「がん経済新聞」のサイトをご覧ください。
・4/10、本庶先生、激怒!
小野薬品の特許料は、安すぎる!
がん免疫薬「オプジーボ」に関する特許の対価が
安すぎると、小野薬品工業引き上げを求めています。
やっぱり、揉め事のきかっけは、
お金ですねー
先日の講演会でも、若い研究者支援の
基金への寄付を呼びかけていた本庶先生。
本庶先生のおかげで、
小野薬品(オプジーボ)やMSD(キートルーダ)は、
売れたのですから、
ポーンと基金に寄付しては、どうでしょう?
・4/8 厚労省が、「先駆け審査指定制度」の
対象品目、11品目を指定
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/news/201904/560557.html
「先駆け審査指定制度」は、
通常1年かかる国の審査期間が半年に短縮されます。
楽天が押し進める注目の「光免疫療法」の他、
岡山大とオンコリス社が開発している
がんウイルス製剤「テロメライシン」
アルツハイマー新薬の治験失敗した
エーザイですが、
胆道がん治療薬「E7090」で反撃
同じく治験失敗し、株価暴落した
サンバイオの脳損傷治療製品「SB623」も指定!
捲土重来なるか?
・4/9 国立がん研究センター
がん患者の10年生存率を発表
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2019/0409/index.html
報道では、
「2002-2006年の4年間で、
がんと診断された約7万人の
10年生存率は56.3%だった。
1年前の前回調査よりも0.8ポイント上昇。
免疫治療などの新しい治療技術で、
さらに改善が期待できる。」
2002年→2012年
2006年→2016年
のデータですので、
オプジーボが使えるようになった
2016年以降の上積みはこれからです。
平均56%の10年生存率ですが、
細かく見ると、部位、ステージで、
大きく異なります。
生存率が最も高いのは、前立腺がん
5年 100%→10年 95.7%、
最近、前立腺がんであることを発表した
宮元亜門さんは、ちょっと安心?
最も低いのは、すい臓がん
5年 9.2%→10年 5.4%。
すい臓がんとなったら、
10年生きるのは、ほぼ不可能?
ステージごとでみると、
他の臓器へ転移している
「ステージ4」と診断された場合の
10年生存率は、
前立腺がん 44.5%、
乳がん 15.9%
大腸がん 11.0%
胃がん 5.7%
肺がん 2.7%
→先日、本庶先生の講演会に登壇された方は、
ここからのサバイブ!まさに、キセキ!
肝臓がん 2.4%
すい臓がん 0.6%
肝臓、すい臓は、厳しい数字ですね。
やはり、早期発見、大切です!
さらに、日々の予防も大切です!
ご存知ない方も多いですが、
1mmのガンから発見できる検査法も
「自由診療」ですが、普通受けられます。
メルマガで、さんざっぱら紹介している
ストレス・血管測定器Smart Pulseも、
日々の身体変化が見ることができます。
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http://kaerucom.jp/guide/purchase_guide.html
そんな、がん検査、治療法の
「今」が発表されるカンファレンスが、
日本と中国の共催で開催されますので、
ご予定ください。
↓ ↓ ↓
https://www.cancer-news.biz/20190518/
「日中共催、統合医療国際会議」
日時:2019年5月18日8:30~18:10
会場:愛知医科大学
【問い合わせ先】
愛知医科大学
先制・統合医療包括センター
部長 福澤嘉孝 先生
TEL : 0561-62-3311(代表)
内線 : 12340/12341
E-mail ampimec@aichi-med-u.ac.jp