【補助金/医薬品】ものづくり補助金で機能性表示食品開発/イソジン55年の提携解消

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年内に、外資系原料メーカーの

SR(システマチックレビュー)を完了納品し、

ほっと一息。

 

それもつかの間、

来年の「ものづくり補助金」が発表になったため、

 

昨日も、今日も、

補助金で、機能性表示食品や、

化粧品や、医療機器を作りたい!

と言う方のご相談を受けていました。

 

機能性表示食品化には自信がありますが、

補助金の申請は、勝手が分かりません。

 

ですので、私自身も完全成功報酬で、

対応してくれるコンサルをお願いしています。

 

皆様方にも、ご紹介しますので、ご相談ください。

rctjapan81@gmail.com

まで

 

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今日(12/29)の日経を見ていたら、

 

「イソジンは、

私たちムンディファーマから生まれました。

55年間パートナーを共に歩み、

イソジンは広く日本に定着しました。

この春、イソジンが、新たな時代をむかえます。」

 

という一面カラ―広告があり。

 

 

あれ?

 

と思いました。

 

なぜなら、

カバのイラストでおなじみのイソジンは、

明治が販売しているからです。

 

イソジンは、日本の登録商標。

 

ムンディファーマ社の製品名は、

Betadine(ベタダイン)。

ヨード(ヨウ素、英語では、

iodine アイオダイン)が

含まれるため、うがい薬の他、

強力な殺菌剤として用いられる医薬品です。

 

 

ググルと、

「明治グループの明治製菓ファルマは

12月9日、うがい薬「イソジン」ブランドについて、

オランダのMundipharmaとの提携を解消すると発表した。

Mundipharmaが自社による販売に乗り出すためで、

今後一般用医薬品(OTC)の国内販売は塩野義製薬が行う。

明治は、2016年3月から新たに自社ブランド品

「明治うがい薬」を発売する。」

とのこと。

 

55年も続いていた提携が解消されるなんて、

よっぽど何かあったんでしょうね。

 

 

もう少し、ググると、

明治はムンディと提携し、

1961年からイソジン製品の国内における

開発・製造から販売・普及までを一手に

担ってきた。

その売上、約35億円。

 

ムンディとしては、もっと、

病院向けの医薬品販売を伸ばしたく、

明治よりも、医療用医薬品でつながり

のある塩野義の方がその営業力が高い

と判断した。

 

一方の塩野義は、ドラッグストア向け、

OTC医薬品を伸ばそうとしていたので、

イソジンはその大きな武器になる。

その両者の思惑が一致した。

と、こういう話のようです。

 

 

さらに、ググると、

このムンディファーマの日本法人の社長は、

木村昭介さんという人物で、

 

プレスリリースによると、

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000010886.html

 

「1968年生まれの47歳(若い!)

早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業し、

東燃タンカーで財務担当。

2001年、ニューヨーク大学経営大学院でMBA取得。

2001年、ボストン・コンサルティングに転職。

2009年、ノバルティスファーマへ転職し、

グループ会社のサンドへ。

2013年、高血圧薬バルサルタン

(ノバルティス名、ディオバン(!)

のオーソライズド・ジェネリック)を大規模上市。

2014年8月1日付で、

ムンディファーマ社長に就任。」

 

なんと、世間を騒がせた

ノバルティスのディオバン事件

(臨床試験に不正操作)の

オーソライズド・ジェネリック医薬品を

手がけた人物のようです。

 

オーソライズド・ジェネリックって、

ノバルティス社が認めた医薬品ということですから、

ディオバンと中身は一緒のOEMなんでしょうね。

 

ちなみに、ディオバン事件では、

2014年1月9日に、厚生労働省は、

ノバルティスファーマに対して

薬事法違反の疑いで東京地検に告発しています。

 

この木村新社長の判断で、

明治との55年体制に終止符が

打たれたことになります。

 

余談ですが、明治の新うがい薬は、

中身は、いままでのイソジンと全く同じで、

カバさんのイラストも残るそうです。

 

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