【ノーベル賞】断食の効果も、実はオートファジー?

東工大の大隅良典教授が、

ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。

 

おめでとうございます。

 

 

「オートファジー」

 

という細胞が、いらなくなった

たんぱく質を食べて、自ら増殖する

仕組みを発見した功績です。

 

発見自体は、もう約20年前の話です。

 

 

簡単な例で言うと、

「断食」して痩せたり、病気が治るのも、

 

ミクロなレベルで、

このオートファジーが起き、

 

身体の細胞が、生き延びるために

不要物を再利用しているからです。

 

断食ブーム、再燃か?

 

 

遺伝子異常があると

オートファジー機能がうまく働かず、

がん、肝臓、脳神経、小腸などの

病気の原因になるそうです。

 

 

がん関連でいうと、

 

がんの免疫治療薬で大人気の

オプジーボの原理である

 

「DP-1阻害の仕組み」を見つけた

本庶 佑(ほんじょ たすく)

医師の受賞も近いかと思っています。

 

 

今は、機能性表示食品の臨床試験だけでなく、

末期がん患者の臨床試験も受託していますが、

 

さまざまな新しい手法が登場しており、

がんと遺伝子のジャンルは、

将来、ノーベル賞の受賞者が続出しそうです。