【機能性表示食品】コエンザイムQ10に、加齢臭抑制効果があることを資生堂が発見!

GWスタートしましたね!

長い方だと9連休!

 

私は?

 

というと、

 

機能性表示食品の届出作業、

景表法のエビデンス作成、

オフィスの書類整理などで、

ほとんど、出社しています。

 

まあ、経営者ですから、

しゃあないです。

 

 

私は、比較的汗っかきなので、

 

これからの時期は、

ニオイケアは注意しています。

 

 

先日、資生堂さんが、

 

コエンザイムQ10で、

加齢臭のノネナールが

抑制される

 

という発表をしました。

 

https://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002162

 

 

でも、

リリースや、新聞発表では、

やや不明点があったので、

オリジナルの

「日本補完代替医療学会誌」

読んでみると、

 

すごい内容で、びっくり!

 

 

まず、臨床試験は、

2つ行われていました。

 

 

<試験1>

ダブルブラインドクロスオーバー

という高度な試験方法です。

 

65~74歳の

健常女性20名を10名づつ

2群に分け、

下記サプリを4週間摂取させた。

 

A群)還元型コエンザイムQ10 100mg

 

B群)プラセボ(偽薬)

 

 

5週間、お休み(ウォッシュアウト)

 

 

続く、4週間、先のAとBで摂取する

サプリを入れ替え。

 

 

その結果、

 

コエンザイムQ10を摂取した群は、

 

有意に、

(有意にと言ったら、

P値が0.05以下という意味です)

 

血中のコエンザイム濃度が上がり、

皮膚ガス内のノネナールも

減少したそうです。

 

 

さらに、面白いのが、

 

<試験2>

65~74歳の

健常女性24名を6名づつ

4群に分け、

それぞれのサプリを4週間摂取させた。

 

 

1、還元型コエンザイムQ10 100mg

 

2、酸化型コエンザイムQ10 100mg

 

3、ビタミンE(αトコフェノール134mg)

 

→なぜか、資生堂のプレスリリースでは

 書かれていない。(大人の事情?)

 

4、プラセボ(偽薬)

 

 

この結果、還元型、酸化型

いづれのコエンザイムQ10も、

皮膚ガス中のノネナールが

有意に減少し、

 

ビタミンEとプラセボは、

減少しなかったそうです。

 

 

この試験結果が、

 

査読付き論文として発表されたら、

速攻で、機能性表示食品の届出を

申請をしてみてはどうでしょうか?

 

 

 

問題は、

 

「加齢臭の抑制」を

 

消費者庁が、

 

「不必要な健康増進でない」

 

と見てくれるかどうかです。

 

 

そこの審査基準が、

ブラックボックスなので、

こればかりは、申請してみないと

なんとも分かりません。

 

 

もし仮に、これが通れば、

過去に景表法の排除措置を受けて、

 

ブラック成分になっている

シャンピニオンエキスも、

 

http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h22/feb/10022602.html

 

晴れて、無罪を証明できるかもです。