【遺伝子】遺伝子によってダイエット法が違う!

RCTジャパンの持田です。

 

ボクシングジムに行っても、

炭水化物ダイエットをしても、

 

痩せずに、

無駄にムキムキになって

してしまう私。

 

(シャツがパツパツだ~涙)

 

 

「遺伝子によってダイエット法が違う!」

 

 

という話を聞いて、ちょっとびっくり!

 

 

流行語で言うと、「エモイ!」

 

 

 

今日参加した

 

「AIオミックス医療学会」

 

の発足記念セミナーで、

 

高輪クリニックの陰山先生

から聞いた話です。

 

 

たとえば、

 

ADRB3という遺伝子が強い人は、

炭水化物で太りやすいから、

 

先に、野菜やおかずを食べて、

ごはんや、麺類は最後に食べる、

あるいは、食べないとか。

 

 

ADRB2という遺伝子が強い人は、

たんぱく質をとって、

筋トレをした方がいいとか。

 

 

つまり、誰でも彼でも、

炭水化物ダイエットして、

鶏のささみを食べればいい

というものではない!

 

という話。

 

(聞いてる?RIZAPマニアさん?)

 

 

 

「へー」って感じの内容でした。

 

 

私は、以前メルマガにも書いたように、

比較のために、

3社の遺伝子検査を受けましたが、

医師法の関係なのか、

 

そういうアドバイスが

まったく書かれていないので、

 

 

ホジキンリンパ腫のリスク3倍

 

って、どうすればいいのよ?

 

 

と、悶々としてしまいます。

 

 

陰山先生の提案する

 

オミックス医療?

 

知りませんでした。

 

 

すごく簡単に言うと、

 

遺伝子情報、

腸内フローラ情報、

細胞内のたんぱく質情報などを

まとめて(オムニバス)検査・解析し、

 

その人に合った、

オーダーメイド医療を

提供しようという考え方

だそうです。

 

 

DNA、RNA、遺伝子、染色体、

ゲノムとか、微妙に定義が

違うのですが、

 

ややこしいので、以下、ざっくり、

「遺伝子」と言っておきます。

 

 

2重らせん構造のDNA上には、

アデニン (A) とチミン (T)、

グアニン (G) とシトシン (C)

の塩基の組み合わせ(塩基対)が、 

 

30億塩基対あるそうです。

 

 

その並び方によって、

遺伝子情報が記録されます。

 

 

この情報を解析するのが、

遺伝子解析とか、

ゲノム解析とか言われるものです。

 

 

この塩基対の配列に異常があると、

そこから生まれるはずの

「たんぱく質」が生まれず

がんや病気になりやすくなります。

 

逆に、いい意味での個性や、

特殊な病気に対する抵抗機能が

働いたりします。

 

 

一番有名なのは、

女優アンジェリーナ・ジョリーが

乳房切除手術したニュースです。

 

http://www.huffingtonpost.jp/2013/05/14/angelina_jolie_-preventive_double_mastectomy_n_3271599.html

 

 

BRCA1、BRCA2(ブラカと読むらしい)

というがん抑制遺伝子情報の

塩基配列が欠損していると

乳がんの発生確率が高くなります。

 

 

最近は、このBRCA1、BRCA2の

遺伝子異常がある人に向けた

新薬も開発されているようです。

 

(アンジは、ちょっと早まったのかな?)

 

 

30億塩基対の全ての並びを解析して、

そこから遺伝子情報を調べよう

と思ったら、

 

スーパーコンピューターが

必要となります。

 

(次世代シーケンサーとも言います)

 

 

さらに、健常者と病者、

太りやすい人と痩せすぎの人、

スポーツが得意な人と不得意な人、

目がいい人と悪い人、

 

などを比較して、遺伝子の違いを

見つけださないといけません。

 

たくさんの標本が必要になります。

 

人の数、しかも、日本人の数が勝負です。

 

最低、10万人は必要とのこと。

 

 

30億塩基対x10万人のデータから、

その人の遺伝子特性をみつけたら、

 

 

次は、その遺伝子特性に効果のある

治療法を調べた臨床試験論文を

片っ端から調べないといけません。

 

これらの情報(ビッグデータ)を

 

ドーンと

 

コンピューターにぶち込んだら、

 

次に必要なのが、

AI(人工知能)です。

 

 

遺伝子特性による

体質、必要な栄養素、

最適な医薬品、治療法を

提案してもらう必要があります。

 

 

 

話長くなりましたが、

 

オミックス治療xAI

 

をしよう、

 

最先端治療と

最先端テクノロジーを

 

合体させようというのが、

 

「AIオミックス医療学会」

 

とのことです。

 

 

学会中心人物の

高輪クリニック・陰山先生の

話で、さらに面白かったのが、

 

 

・恋愛も遺伝子で決まる?

 

 →遺伝子情報が違う人ほど、惹かれ合う

 

 

・腸内細菌によって、

 性格も変えることができる

 

 →やる気のない人を、やる気社員にできる

 

 

・腸内細菌が違う男女は、

 結婚しづらい

 

 →食の好み、大切ですよね!

 

 

・金持ち特有の「金持ち菌」がある

 

 

というお話でした。

 

 

来年3月にスタートするこの学会は、

HIS社長の澤田秀雄さんも、

登壇して、バックアップを宣言。

 

 

楽しみな学会がまた一つできました。

 

 

「金持ち菌」欲しいなぁ~