前回の
ヘンプ(麻)オイルを分析したら
ハイになるTHC成分が入っていました!
というメルマガ、大反響でした。
食品のアンチドーピング検査は、
弊社の強みです。
https://www.rctjapan.org/anti-doping/
さて、ヘンプのCBD成分には、
がんの治療効果もあると聞きますが、
がん関連ニュースは多いです。
今、発売の週刊新潮で、
「がんの早期発見検査」
の特集記事が出ています。
「血液1滴で、
13種類のがんが発見できる!」
というプレスリリースで話題の
国立がん研究センターの
マイクロRNA検査。
80億円もの予算をぶち込んでいる
国家プロジェクトです。
http://www.sankei.com/life/news/170820/lif1708200015-n1.html
DNAを転写する染色体RNAの
遺伝情報にかかわらない、
「くず」と思っていた
「マイクロRNA」を調べたら、
がんとの関係があった!
という検査法です。
(「くず」って、言われていて、
悲しかったね~マイクロRNAくん)
記事をよく読むと、
まず、保存してあった過去の
がん患者4万人以上の血液を分析して、
13の部位のがんとマイクロRNAを
マッチングさせられた。
13の部位で、95%以上、
乳がんだと、97%の確率で
マッチングできたとのこと。
これは、すごい!
しかし、
実用化は、まだまだ先のようで、
8月から、現在治療中の
がん患者さんによる
臨床試験を始めるそうです。
実用化は、早くても3年後。
しかも、8月からの臨床試験は、
がん患者しか受けられないので、
がんでない人が、
健康診断のようには受けられません。
自由診療で、
このマイクロRNA検査できる
クリニックもありますが、
費用も15万円ほどかかるようです。
http://royalcrystalclinic.com/checkup.html
週刊新潮では、
マイクロRNAの他に、
「プロテオ検査」
が紹介されています。
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/08260803/
このプロテオ検査、
私が、参与としてお手伝いしている
末期がんの治療を研究する
学会が推奨している検査方法で、
食事制限もなく、
いきなりふらっと採血して、
3分で、
(正しくは、検査会社までの
輸送時間かかります)
すぐに結果が分かり、
その確率は、100%近い、
というすごい検査法です。
仕組みは、
がん細胞ができると、
免疫細胞が、がん細胞を攻撃するので、
がん細胞の破片(ヌクレオソーム)が、
血液中にたくさん飛び散るそうです。
それをチップに吸着し、
数を調べるというものです。
自由診療での検査費用は、
5~6万円。
もう、全国のクリニックで
受診できます。
http://jpn-mytech.co.jp/?page_id=265
ばんばんプロテオ検査をやっている
鳥取の萬先生の話では、
感度がめちゃくちゃ高いので、
超・超・早期のがんまで分かるが、
どこの部位にがんができて
いるのかは、すぐに分からない。
既存の検査方法では、
すぐに見つけづらい。
という問題があるそうです。
将来、健康診断の時に、
まず、プロテオ検査で、YES/NOを調べ、
がんの可能性高し!
となったら、
すぐに、
マイクロRNA検査に回せば
ほぼ100%、超早期のがん、
しかも、部位の特定も
可能になるのでは?
と想像します。
次に問題なのは、
治療方法ですよね・・・