【景表法】協和さんも!続々と出る葛の花謝罪広告

薬事コンサルの持田騎一郎です。

 

連日過ぎて、

もはや珍しくなくなった

葛の花の先手謝罪広告

 

今朝(10/20)の日経でも、

フラコラ、プラセンタで有名な

協和さんが謝罪広告を

掲載していました。

http://xn--zck9awe6d372qg1j87ki4d.com/291020_dm1248-3/

 

これで、葛の花の謝罪広告は、

11社13製品になりました。

 

 

これまでの先手謝罪広告を整理すると

(整理するな~と言われそう)

 

5/31 スギ薬局(3製品)

6/9 テレビショッピング研究所

8/1 日本第一製薬

8/30 ニッセン

9/23 やまちや(京都やまちや)

9/30 ECスタジオ、ありがとう通販

10/3 ハーブ健康本舗

10/5 ピルボックスジャパン

10/7 Nalelu(ナレル)

10/20 協和

 

(漏れあれば、教えてください)

 

 

葛の花由来イソフラボンを

関与成分として届出をしている

 

機能性表示食品は、計45件。

 

このうち、2件は、

まだ販売していないので、

実質43件。

 

 

このうち、

RCTでの届出は、4件。

(うち2件は、東洋新薬)

 

SRでの届出は、39件。

(うち10件は、東洋新薬)

 

謝罪広告をしているのは、

全てSRで届け出ている会社です。

 

原料メーカーの東洋新薬さんを

除くと、29件がSRでの届出です。

 

 

謝罪広告をしたからと言って、

措置命令が出ないとは限りません。

 

課徴金の計算がそこまでになる

という特例措置があるだけです。

 

 

また、弊社「くのいち情報」では、

謝罪を拒んでいる葛の花の2社に対して、

 

今月中に措置命令が出る

 

との情報です。

 

 

あそこと、あそこね

 

と私は予想しています。

 

 

私と弁護士の「景表法Aチーム」では、

今のところ、措置命令を回避する

ことに成功しています。

 

 

景表法対策No1をうたっていた

薬事コンサル事務所も、

 

実は、そのお客さんは

措置命令を受けまくっており、

プロテクトになっていません。

 

 

その違いはどこか?

 

弊社と弁護士チームのやり方が、

絶対正しいという保障はありませんが、

 

ほとんどの企業は、

自分勝手な思い込みで、

消費者庁に対応しているからです。

 

 

企業法務、弁護士の方も、

景表法がよく分かっていないので、

 

「交渉の仕方」

「資料の出し方」

 

がそもそも間違っています。

 

 

景表法は、薬機法と違い、

理屈もさることながら、

 

「政治的な交渉」

 

が必要だと思っています。

 

 

ある意味、将棋の世界のような感じ。

 

こう来たら、こう返す。

 

ああ来たら、こう返す。

 

みたいな臨機応変は対応が必要です。

 

 

エビデンスとなる

臨床試験は必要ですが、

 

かといって、

 

付け焼刃的な臨床試験をして、

論文を提出しても、

措置命令は回避できません。

 

 

そもそも、バイアスかかりまくりの

利益相反的にNGな論文とみなされ、

あまり根拠として認めてくれません。

 

 

群間有意差なんて、

意図的に操作されていることくらい

消費者庁の担当者も見抜きます。

 

 

相手(行政)の思惑を理解し、

適切に対応すれば、措置命令を

回避することは可能です。

 

ご相談ください。

rctjapan81@gmail.com