【薬の歴史】ダ・ヴィンチ、ミケランジェロも、医薬品のおかげで作品を作れた?

イタリアから帰国しました。

 

滞在中のイタリアは、

ほぼ、いい天気でしたが、

 

フィレンツェやローマでは、

天気がころころ変わり、

たまに、激しい通り雨が降りす。

 

 

そうすると、どこからともなく、

アフリカ系黒人の若者が、

わらわらと登場し、近づいてきます。

 

 

なんじゃ、こいつら?

スリ?

物取り!

 

と思っていたら、

 

1本5ユーロ(約700円)

で、傘を売ってくれます。

 

 

助かった!

 

 

でも、

広げてみると、しわクチャ。

 

一応使えますが、すでに、

壊れているものもあります。

 

 

つまり、観光客が捨てた傘を

拾って、売り歩いているのです。

 

 

ある意味、リサイクルで、エコ循環。

雨はしのげたので、とても感謝してます。

 

 

地元の人にその事を言うと、

 

「3ユーロにできたのに!」

 

と注意されました。(笑)

 

 

そんなローマも、先月末は、

ロシア寒波によって、

 

2月としては数十年ぶりの雪。

10センチの積雪があったそうで、

 

雪のコロッセオとかもシュールで、

見たかったなと思っていたら、

https://jp.reuters.com/article/rome-idJPKCN1GB031

 

 

帰国したら、東京まで、雪!

 

春分ですよ、今日は?

 

異常気象ですね。

 

 

さて、今回のイタリアで、

すごい「気づき」がありました。

 

 

イタリア・ルネサンスといえば、

 

ボッティチェリ、

レオナルド・ダ・ヴィンチ、

ミケランジェロ、

ラファエロ

 

といった芸術家を生んだ

15-16世紀の文化隆盛の時代。

 

 

このルネサンスを支えたのが、

 

フィレンツェの大富豪の

 

メディチ家

 

であることは、超有名です。

 

 

そのメディチ家の博物館を

見学しに行ったところ、

 

 

家紋には、赤い玉が5個

ついています。

 

 

「あれ、何?」

 

 

とガイドさんに聞くと、

 

「薬の玉だよ」

 

と教えてくれました。

 

 

聞けば、

 

メディチ家は、

ペスト用の薬で、財をなし、

 

その財産を

大航海時代や、戦争で、

お金が必要になる国王たちに、

 

両替商(銀行業)として、

高利で貸付、さらに、儲け。

 

ローマ教皇の経理もして、

 

莫大な財産を築いたなんだとか。

 

 

うーん、おそるべし、

メディチ家!

 

 

世界史の教科書では、

大富豪のメディチ家が、

急に登場して、

 

ルネサンスを擁護した!

 

とだけ書かれていますが、

 

そのメディチ家が、

なんで金持ちになったのかは、

書かれていませんでしたので、

 

 

なるほど!

 

これで、腑に落ちました。

 

 

スタンフォード大学の

西先生も言っていましたが、

http://you.prideandhistory.jp/freemeiji/

 

 

フォロー・ザ・マネー

 

お金の出所を探れば、

真実の歴史がわかる

 

とは、本当だなと。

 

 

 

ゆえに、

 

メディチ家=Medici

 

薬=Medicine

 

 

 

ちなみに、-cineは、

ストレプトマイシン、

クラリスロマイシンなどの

-cinと同じで、

 

殺す=菌を殺す=医薬品

 

 

Medicalの-alは、

 

神=人を生かす=医療

 

 

やっぱり、いつの時代も

確実に儲かるのは、

 

ヘルスケアビジネスなんだなと

 

妙に、納得。

 

 

 

もし、ペストが流行しなかったら、

 

ダ・ヴィンチや

ミケランジェロなどの

名画が生まれなかったのかも

 

しれません。

 

 

みなさんも、

 

ヘルスケアビジネスで、

メディチ家を目指しましょう!