【機能性表示食品】ついに、ほうれん草が機能性表示食品として受理!

機能性表示食品で、ようやく、

「ほうれん草」が通りました!

 

一応、冷凍食品の加工品ですが、

ほぼ生鮮と言ってもいいでしょう。

 

宮崎育ちのほうれんそう(C447)

 

関与成分:ルテイン 10mg

 

表示文言:ルテインは、光による刺激から

目を保護するとされる網膜(黄斑部)色素を

増加させることが報告されています。

 

https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41711160010102

 

 

はっきり言って、大甘!

 

特別VIP待遇で審査受理されたのかと。

 

 

消費者庁としては、

3月の年度末までに、駆け込みで、

「生鮮」を受理したかったんでしょうね。

 

 

今まで、

理不尽な不備指摘を受けた立場としては、

どうして、この届出でOKなの?

 

と、やや不公平感を感じます、

 

 

一番、おかしいと思うのは、

アウトカムの設定がおかしいからです。

 

 

機能性表示は、

 

「網膜(黄斑部)色素を増加させる」

 

となっています。

 

 

「網膜(黄斑部)色素を増加させる」は、

 

正しくは、作用機序です。

 

本来の目的ではありません。

 

 

ある意味、不必要な健康増進効果です。

 

 

人と会話をする時に、

 

「どうよ?最近、網膜の色素は?」

 

「いやー、色素増えて、ばっちりだわ」

 

なんて会話しませんよね?

 

 

これがOKなら、

 

イチョウ葉で、

「記憶力の維持」を言わずに、

 

「脳血流改善」だけでも、

受理OKの理屈になります。

 

 

100歩譲って、これを通すなら。

 

「ルテインは、網膜色素を増加させることで、

光(紫外線)による刺激から目を保護する」

 

という機能性表示にすべきだったのかなと。

 

 

アウトカムは、「目を保護する」

 

 

これなら、先ほどの会話も

 

「どうよ?最近、目の調子は?」

 

「いやー、調子いいわ。

 

なんでも、ルテインが(網膜色素を増やして)

紫外線をカットしてくれるんだって。」

 

という会話になります。

 

 

農水省から、あまりにも受理されないので、

 

「あまえ、ふざけんなよ」

 

という強い圧力があって、

 

「忖度」した結果の受理だったのかなと。

 

 

こういう無理くりの届出を見ると、

 

私に相談してくれれば、

もう少し、すっきりとした

届出でができたのになぁと思います。

 

 

宮崎県のほうれん草が

受理されたとなると、

 

 

他県のほうれん草農家も

だまってないですよね!?

 

 

是非、ご相談くださいませ。

 

 

ますます、面白くなってきた

機能性表示食品です。

 

 

rctjapan81@gmail.com