【遺伝子】イエスの遺伝子/がん遺伝子検査募集中

部屋の漏水のためホテル住まいが、

かれこれ10目の持田です。

 

ひどい猛暑のため、

おんぼろマンションにいるよりも、

ホテルの方が快適ではありますが・・・

 

 

先日、カトリックの神父でもある

 

上智大学の神学部の部長さんと

食事をする機会があり、

 

ずっと思っていた素朴な疑問、

 

「イエス・キリストは実際にいたのか?」

 

という大胆な質問をしました。

 

 

それに対し、

 

ナザレのイエス=史的イエス

 

は、確かに、実在していた。

 

 

でも、それと、

 

信仰のイエス・キリスト

 

は別のものなんです。

 

という話を聞きました。

 

 

よく分かりませんが、

実在の人物のようです。

 

 

今は、遺伝子検査が精密にできます。

 

 

2014年に東京・小日向の

切支丹屋敷跡で発掘された

3体の人骨のひとつの

 

ミトコンドリア遺伝子が、

イタリア・トスカーナ地方に

母方の起源を持つ

 

ということが分かり、

 

 

すなわち、

そこで、獄死した

 

宣教師ジョヴァンニ・シドッチ

 

のものではないか?

 

と分かったそうです。

 

https://mainichi.jp/articles/20160405/k00/00m/040/072000c

 

 

遺伝子検査って、すごいですね。

 

 

で、最初の話に戻りますが、

 

では、ナザレのイエスが、

実在の人物だとすると

 

その遺骨の一部だと言っているもの

(昇天したら、遺骨はない?はず)

 

遺伝子検査で、

 

イスラエルあたりに起源を持つ

ものかどうかは、分かるのかな

 

と思ったからです。

 

 

もしも、そうだとなったら、

「聖・遺骨」として展示したら、

 

世界中から人が来て、一儲けできるかもと・・・

 

 

実際に、その研究をして、

イエスのクローンを作ろう!

 

というとんでもないことを

考えている人もいます。

 

http://tocana.jp/2017/04/post_12956_entry.html

 

 

 

ある宗教団体の教祖の遺骨を

どうするかが、もめに、もめてますが、

 

男性が死んだ時でも、

妻と愛人で、遺骨の奪い合いになったり、

 

 

遺骨って、ただの骨なのに、

 

後の人にとっては、

不思議なパワーを持つものですよね。

 

 

*****

 

遺伝子つながりで、

 

がんの遺伝子検査をすることで、

効果のある治療法を探し出そうという

 

プレシジョン・メディシン

 

の動きが活発になってきています。

 

 

国立がん研究センター 中央病院では、

 

この遺伝子検査に参加してくれる

がん患者さんを絶賛募集中です。

 

https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0403_2/index.html

 

 

条件は、

 

・年齢が16歳以上である。

 

・全身状態が良好である。

 

・病理学的診断によって悪性固形腫瘍と診断されている。

 

・治癒切除不能または再発の病変を有する

(1)または(2)の腫瘍。

 

(1)標準治療がない、標準治療が終了している、

 もしくは終了が見込まれる固形がん 

 

(2)原発不明がん

 

 

だそうです。

 

治癒切除不能な「がん」があるのに、

「全身状態が良好な人」なんているのか

疑問ですが、

 

 

発生部位に縛られるのではなく、

遺伝子変異ごとに、

 

あなたに合った、抗がん剤がみつかる

可能性があります。

 

 

ただ、先日の日本臨床腫瘍学会でも

これは、問題提起されていたのですが、

 

 

もうメインストリームが、

抗がん剤から、免疫治療に

移行しつつあることと、

 

遺伝子変異がみつかっても、

それに効果のある薬剤が限られ、

効果も限定されるということ、

 

なので、遺伝子検査による

がん治療は、現在は限定的なのでは?

 

とのことでした。

 

 

とはいえ、遺伝子検査による医療は、

現在のキーワードであることは

間違いありません。