【メディア】杉田LGBT問題で「新潮45」休刊 問われるメディアの矜持とリテラシー

ヘルスケアと全然関係ない話を書きます。

 

LGBT批判の杉田議員の記事を載せた

「新潮45」が休刊(実質、廃刊)に

追い込まれたそうです。

 

https://mainichi.jp/articles/20180926/k00/00m/040/027000c?fm=mnm

 

 

あまりこういう政治的なことは

書かないようにしているのですが、

 

どうもこの件は、しっくりしないので、

あえて書きます。

 

 

それは、メディアの役割とそれを見る人の

メディア・リテラシーの問題です。

 

 

そもそもの杉田議員の問題とは

https://www.buzzfeed.com/jp/shibunnagayasu/sugita-stop-lgbthinan

 

 

私は、この騒動があるまで、

この杉田さんという女性議員の

存在すら知りませんでした。

 

 

Blogや、Facebookと違って、

マスメディアというのは、いろいろな

人がいろいろな考えを述べる場であって、

 

その考え自体が、

「正しいか」、「間違っている」かは、

 

読者や視聴者が決めるべきだと思います。

 

 

ですので、

杉田議員の発言を読んだ時は、

 

「ずいぶん、エキセントリックな人。」

 

と私は思いましたが、

 

 

そういう杉田思想を応援する

人たちもいる(意外に多い)わけで、

 

その思想自体を「けしからん」と

抑え付ける圧力も、いかがなものか

と思うわけです。

 

 

杉田発言の擁護にまわった「新潮45」は、

メディアとして、大馬鹿ですが、

 

それも、ひとつの思想です。

 

 

「けしからん」と思うなら、

買わなければいいだけです。

 

でもその雑誌を買って(完売!)、

溜飲をおろす読者もいるわけですから、

 

 

サイレント・マジョリティーは、

「賛成なのか」、「反対なのか」

どっちなのかは、分かりません。

 

どう判断するかは、読者の思想と

メディア・リテラシーの問題だからです。

 

私が、「新潮45」の編集長なら、

(そもそも、杉田さんの原稿はボツにしますが)

 

 

杉田さんの意見を載せ、

これだけの大騒ぎになったら、

 

今度は、その反対意見を載せるべきで、

 

それが、社会の公器としての

メスメディアのフェアなあり方です。

 

 

「新潮45」が公平さを売りにしない、

 

極端なライトサイド? レフトサイド?

 

の雑誌なら、

 

そんなこと気にしなくても

いいと思いますが、

 

少なくとも、

「週刊新潮」の姉妹誌ですから、

 

「老舗の矜持(きょうじ)」

 

ってものが問われます。

 

 

というわけで、

メディアってなんだという話でしたが、

 

 

今、私が、新たに立ち上げたばかりの

 

「がん経済新聞」

 

というメディアの卵があります。

 

https://www.cancer-news.biz/

 

 

そこまで、矜持はないですが、

 

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