さて、先日、
筋肉量が多い人の方が、
がん免疫治療薬「オプジーボ」が効きやすい
という発表がありました。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190225-OYTET50017/
(2019/02/25 ヨミドクター)
阪大のチームは、
オプジーボやキイトルーダの
投与を受けた肺がん患者42人を対象に、
アジア人の平均的な筋肉量と比較し、
筋肉量が多いグループと少ないグループに分け、
薬の効果を調査。
筋肉量が多いグループ(20人)では、
薬の効果が7か月ほど続いたのに対し、
筋肉量が少ないグループ(22人)は
2か月ほどしか続かなかった。
(3倍以上違う!)
効果が1年以上続いた人の割合も、
筋肉量が多いグループの方が多かった、
そうです。
よく、
痩せている人は、病気への抵抗力が弱い
と言うドクターがいますが、
それと符合します。
筋肉細胞が多いほうが、
免疫力が高い
ということなのでしょうか?
筋肉が多い
=筋肉細胞のミトコンドリアが多い
とも考えられます。
高齢になると、筋肉量が減る
「サルコペニア」になりがちですが、
適度な運動をしつつ、
筋肉がつくたんぱく質食品や
還元型Co-Q10、BCAAアミノ酸、HMBなどの
機能性表示食品を摂取するなど、
栄養面でのケアも、
高齢者のがん対策としては、
重要なのではないかと考えます。
3/3(日)の統合医療セミナーでは、
栄養面での「がん予防」の話が、
スーパードクターから聞けますので、
お楽しみに。
必ず、「がん経済新聞 持田」の紹介
と書いて、お申し込みください。
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【機能性表示食品検定講座】
機能性表示食品を学ぶことは、
がん・難病治療の基礎学力となります。
機能性表示食品の基礎から
上級の届出テクニックまで学べるWEB講座
「機能性表示食品 検定講座」(第4期)
5月スタート生募集中!
https://www.kinoken.org/seminar/
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募集中です
【SFT被験者募集要項】
募集する被験者:PMS(月経前症候群)の女性
※更年期障害、生理痛みの方は対象外です。
10名限定、先着順です。
期間:3ヶ月
試験品:クリルオイル入り還元型コエンザイムQ10
デザイン:試験品もプラセボ品も摂取するクロスオーバー
負担軽減費:なし
(試験品となる2万円相当のサプリを無償提供)
申し込みは、下記から
https://questant.jp/q/QH-Krill_PMDD_Entry
【試験の背景】
PMSとは、月経の前に、
イライラ、ほてり、不眠、だるさ、
おなかのハリなどの症状が出て、
生理が始まるとおさまる不具合
さらに、その月経前の不具合=PMS
というのがあり、更年期になる前の
女性で悩んでいる方が多いと聞きます。
特効薬もないそうです。
今回効果測定するクリルオイルは、
PMS改善を報告する海外の試験結果がありますが、
それを日本で実施するのが目的です。
プラセボも利用するクロスオーバーで
効果測定をします。
ご本人、お知り合いに、
PMSでお困りの方がいれば、
ご紹介ください。
なお、ボランティア参加なので、
謝礼にあたる負担軽減費は出ませんので、
あらかじめご了解ください。
SFTに関しては、