今、機能性表示食品の新製品が
次々に受理されています。
機能性表示食品って、
トクホみたいなやつでしょ？
なんか怪しい？
と思っているあなたは、
認識を改めた方がいいかもしれません。
かなり厳しい基準の臨床試験論文の
根拠を求められますので、
下手な医薬品や医薬部外品よりも、
効果がありそうな製品が続々と登場してきています。
最近の面白い製品をいくつか紹介しましょう。
・D515「記憶の維持にセラクルミン」（セラバリューズ）
https://db.plusaid.jp/foods/D515
「本品に含まれているクルクミンは、
脳の記憶や感情を司る部位の一部（視床下部）への、
老化に伴うアミロイドベータやタウタンパク質の蓄積を抑え、
加齢により低下する認知機能の一部である記憶力
（言葉や図形を覚え思い出す能力）の維持に役立ちます。」
アルツハイマー新薬の臨床で、こけてしまった
エーザイさんもびっくり。
ちゃんと、PET-CTで、
アミロイドベータやタウタンパク質を測定しています。
時代が変わる予感を感じる製品の登場です。
・D520 「大麦若葉青汁 大麦のちから」（三和酒類）
https://db.plusaid.jp/foods/D520
「GABAには、一時的に落ち込んだ気分を前向きにする
（積極的な気分にする、 生き生きとした気分にする、
やる気にするなどの）機能があることが
報告されています。」
「一時的に落ち込んだ気分を前向きにする」
失恋の痛手も、乗り越えられるかも。
採用した論文の試験内容にそっているので、
消費者庁も文句は言えません。
弊社SRをベースに、お客様がアレンジを加えた
意欲作です。
同じようなパターンでは、
・D517 「サフランのリズム」（SBS）
https://db.plusaid.jp/foods/D517
「本品にはサフラン由来クロシン、
サフラン由来サフラナールが含まれるので、
睡眠の質が低いと感じている方の
活動時の眠気を軽減させ
物事をやり遂げるのに必要な意欲を維持させる
機能があります。」
「物事をやり遂げる意欲の維持」
って、
ベンチャー企業の社長さん、
プロジェクト・リーダーの方は、
飲んだ方がいいですね。
・D505 「パワープロダクション
エキストラバーナー」（江崎グリコ）
https://db.plusaid.jp/foods/D505
「ヒドロキシクエン酸（HCA）には、
運動中の脂肪の燃焼を高める機能が
報告されています。」
脂肪燃焼を作用機序とし、
体脂肪の増加を抑える（グラブリジン）は、
ありましたが、
「脂肪の燃焼を高める」という
表示文言にかけた食品では、初の受理です。
VAMMというアミノ酸ドリンクがありますが、
「運動で、体脂肪を燃やす」
とパッケージに書かれています。
これは、
「運動すれば、体脂肪は燃える」
というロジックで、
「VAAMの効果で、体脂肪は燃える」
とは言っていないという
トンチのような
伝説的な薬事コピーです。
でも、実際のことろ、消費者は、
ほんとに「体脂肪を燃やしたい」ので、
江崎グリコさんの製品は、
「運動中の脂肪の燃焼を高める」
と言い切っており、
アスリートに売れそうです。
そんな話題の機能性表示食品の
最新情報と新ガイドラインを解説する
セミナーを開催します。
是非、ご参加ください。
【緊急開催】
「機能性表示食品 新ガイドライン解説セミナー」
3/26に機能性表示食品の
新しいガイドラインが公表されました。
変更ポイントは、２つ。
１、関与成分不明なエキスの受付開始
２、軽症者データの一部利用解禁
しかし、なかなか手ごわい内容です。
そこで、急遽、届出スペシャリストが
新ガイドラインの注意点につて解説する
セミナーを開催します。
アルツハイマー予防の機能性表示食品
のお話もします。
日時：2019年4月21日(日) 14:30-16:30
会場：機能性表示食品検定協会
セミナールーム（東京・品川）
ZOOMでも中継しますので、地方の方でも
参加可能です。