【認知症】生鮮食料品店がないと認知症になりやすい!

先日、

 

約5万人の高齢者に、

 

「あなたの家から1キロ以内に、

新鮮な野菜や果物が手に入る

商店・施設はどのくらいありますか?」

 

という質問をしたところ、

 

 

「全くない」と思う高齢者は、

 

「たくさんある」と思う高齢者に比べ、

 

認知症リスクが、1.65倍も高い。

 

という発表がありました。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43577310Q9A410C1CR8000/

 

 

これは、

東京医科歯科大などの研究チームの発表で、

 

2010年に質問、その後3年間、追跡調査をしたら、

 

 

たくさんある 7,898人→381人(4.8%)が発症

 

ある程度ある 30,013人→1,816人(6.0%)

 

少ない 8,935人→701人(7.8%)

 

全くない 2,665人→264人(9.9%)

 

 

実際に、お店の数を数えても、

だいたい同じような傾向だった

そうです。

 

 

また、飲食店やコンビニエンスストア、

公民館の数についても同様に調査したが、

 

食料品店のような認知症リスクの差は

みられなかったそうです。

 

 

「徒歩圏内に食料品店が存在することが

認知症予防に重要かもしれません。」

 

 

という結論。

 

 

私が考えるに、

 

 

1、生鮮は、買い置きができないので、

歩いて、買い物に行くという「運動効果」

 

 

2、生鮮などを飲食することによる

ビタミン、ミネラルなどの「栄養補給効果」

 

 

3、生鮮などで、献立を考える、

料理をすることによる「思考判断効果」

 

 

などが、認知症を予防するのかなと。

 

 

 

よく言われるのが、

 

「面倒くさいから」と思い出したら、

 

認知症になる傾向があるようです。

 

 

めんどくさいから、冷凍食品

 

めんどくさいから、インスタント

 

めんどくさいから、お菓子だけ

 

 

これではダメなんでしょうね。

 

 

 

生鮮食品を料理しないまでも、

 

「少し歩いて、おいしいお店に行く」

 

のもありかな?と思う次第です。

 

 

 

余談ですが、

 

先日、生鮮食品の日持ちが良くなる、

 

「抗酸化ビニール袋」

 

というのを紹介されました。

 

 

どの程度効果があるのか、

全く分からないので、

 

生鮮を扱われている企業さまで、

ご興味ある方には、

サンプルを差し上げていますので、

ご連絡ください。

 

info@rctjapan.org